好きなことをして生きていくために

二児の父、起業してみて分かったこと

キャパ越えして削ぎ落とされた、自分にとって必要のなかった5つのこと

個展まで今日でちょうど2ヶ月。

11月20日から11月26日まで京橋で個展をやる。

 

ぼんやりイメージは出来てきて、これからそれを形にしていく。

だからこの2ヶ月間はガッツリ個展に集中したい!

いや、「したい」ではなく、「してしまう」と思う。

 

好きなことで生きていく。

その思いを心の真ん中に乗せて、具体的な行動に移していく。

 

過去3度、個展を開催してきて、その度に日々の暮らし方が少しずつ変わっていった。それはたくさんの作品が売れてリッチになったわけでも、とくべつ人気者になったわけでもない。

 

個展という自己表現を追求していく過程で、自分と向き合わざるを得ない状況が生まれ、様々な取捨選択に迫られ、自分にとって取るに足らない物事を捨て、大切なことに気づき、それを大切にする暮らし方に少しずつシフトしてきたからだと思う。

 

自分にとって大切な物事を知るためには意識的にキャパオーバーな状態を作るということも必要なのだ。 f:id:akira-wakasugi:20170920120149j:image

意識的にキャパオーバーな状態を作り

自分の暮らしを振り返ってみる

 

個展前は忙しい。

普段の仕事と生活の中に「個展の準備」が加わる。

文字にするとたった一行なのに、日々の暮らしは一気に慌ただしくなる。

 

普段なるべく「忙しい」という言葉を使わないようにしているが、個展前だけはあえて使っている。それはあちらこちらで「忙しい」と叫ぶためではなく、日々の暮らしを見つめ直すために意識的に「忙しい」状態を作るようにしているからである。

 

しかし、その忙しいという状態も他の誰かにとっては普通の状態かもしれないし、全く忙しくないのかもしれない。ただ、今のぼくにとっては普段の仕事もあり、妻と娘たちとの暮らしもあり、個人としてのルーティン(日々の運動やこのブログを書くことなど)もあり、その中に「個展の準備」が加われば日々の暮らしは一気に慌ただしくなる。

 

ただ意識的にキャパ越えをしていくことで、自分にとって必要のなかった物事が少しずつ削ぎ落とされていく。それは自分にとって何が大切で、何が必要なのかを考え、優先順位をつけた行動をしていかなければ、日々の暮らしが成り立たないからである。

 

だから意識的に「忙しい」状態を作ることで、自分にとって大切なこと、必要なことだけのシンプルな暮らしを作り出すことができるのだ。

 

キャパオーバーになり削ぎ落とされた

自分にとって必要のなかった5つのこと

 

キャパ越えして分かった。

自分にとって何が大切で、何が必要なのか。

それさえ見失わなければ毎日はもっとシンプルにできる。

これまで当たり前に必要だと思っていたけれど、自分にとって必要のなかった5つのこと。

 

その1.会員制の〇〇に通うこと(例えばスポーツジム)

もう1年ちょっと前になるが3年半通い続けた会員制のスポーツジムを辞めた。そもそも運動不足解消のために通い始めたジム。だんだんとジムの行き帰りの時間や会費がもったいないと思うようになってきた。そこで月額1万円ほどの会員制スポーツジムを退会して、自宅でウェイトトレーニングを始め、近所の河川敷をランニングするようにした。

 

ジムを辞めてからも体重は変わらないし、健康診断も良好である。運動不足解消のための運動なら、トレーニングの質や量を落とさなくても、ジム以外で行うこともできるのだ。

 

ただ誤解の無いように付け加えておくと、体を鍛えるのにジムは有効であると思う。ぼくの友人もジムを経営しているが、本格的に体を鍛えるのであればパーソナルトレーナーがいるジムに行った方が絶対に効果的だと思う。しかし、運動不足解消が目的なら他に手段もあるということである。

 

ジムを退会したことにより、ジムの行き帰りの時間や月額1万円ほどのお金が自分の手元に戻ってきた。目的が定まっていれば会員制の〇〇に通わなくても、時間とお金を節約して同等の効果を得ることもできるのだ。

 

その2.買い物に行くこと

これまでも生活雑貨などはネットで注文していたが、この2年ほどで家具や家電、自転車などこれまで店頭買いしていたものの多くをネットで買うという選択をした(因みに物持ちは良い方でどれも10年くらい使っている)。これまで長く使う物は自分の目で見て、手で触れて、使い勝手を確かめてからでないと買うのは躊躇われた。だから買い物に行くのは面倒であったが重い腰を上げ店頭まで買いに行っていた。

 

しかし、ぼくが買い換える前のモデルはどれも10年ほど前のモデルなので、新しい物ならどれを買っても機能がアップデートされている。前もって買う物に対して自分が何を求めているのか分かっていれば、わざわざ店頭に行ってあれこれ選ぶ必要もないと思うようになってきた。

 

数年前、PCから電波だけを使ってプリントアウトできないものかとネットで調べていたら、Wi-Fi接続できるプリンタがあることを知って衝撃だった。それまで有線以外知らなかった自分にとっては画期的だったのだ。

 

最新の機能を知っておくことも重要だとは思うが、購入対象に自分が何を求めているのかハッキリさせておけば、買い物に行く時間もあれこれ選ぶ時間も大幅に少なくすることができるのだ。

 

その3.なんとなくの習慣(例えばテレビを見ること)

シンプルライフを好み、物を持たない人たちの間でテレビを無くすことは定番となっているが、我が家にはまだテレビが存在している。確かにテレビは場所も取り大きな物なので、物体として無くなれば部屋もスッキリして気持ちが良さそうだとは思う。

 

以前は、なんとなくテレビをつけている時間もあったが、今は好きなサッカー中継以外ほとんど見なくなってしまった。定期的に忙しい状況に追い込まれることが続き、なんとなくテレビをつける習慣がなくなったのだ。逆に忙しい状況に追い込まれても時間を作って見ているサッカー中継は、例えテレビがなくてもPCを開いて見ることになるだろう。

 

本当に見たいと思う放送はテレビがなくてもPCで見れる時代、テレビを無くせればテレビで放送を見ることはないが、PCで見ることはできる。テレビを無くしたからといって、なんとなく手持ち無沙汰であれば、今度はスマホなどをいじりだす。

テレビを無くさなくても単純に忙しい状況に自分を追い込めば、テレビも含めて、なんとなくの習慣は自然と消えていくのである。

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その4.夜更かしをすること

長いこと夜型人間であった。寝るのは夜中の1時から2時くらい。 子供達が寝静まってから、ふつふつと集中力が湧いてくる。それで1・2時間何かしら作業をしているうちにウトウトと睡魔が襲ってきて力尽き寝るというパターンであった。夜中に寝るから当然朝は遅い、8時とか9時ごろまで寝ていて、午前中はなかなかエンジンがかからない。

 

これまで夜遅く作業をすることに違和感はなかったが、調子の上がらない午前中の時間が非常にもったいないと思うようになってきた。それで思い切って、子供達と同じ時間に寝るようにした。夜の9時とか10時に寝るのである。そして翌朝は4時とか5時に起きるのだ。

 

当初は早く寝ても寝付けなかったり、朝起きれなかったりしたが、2・3週間も経つとおおよそ7時間の睡眠で自分は目が覚めることも分かった。朝布団から起きると、顔を洗い、水を飲み、すぐに作業に取り掛かる。このブログ記事の大半も朝の時間に書いている。

 

朝は頭がクリアになっていて、クリエイティブワークをするのには最高の時間である。その2・3時間を使い、重要な作業を1日の早い段階でやってしまう。そして睡魔や疲労の度合いによって30分程度の朝寝、シャワーをして午前の作業に取り掛かるのである。

 

大人になって子供の頃言われた、早寝早起きの素晴らしさを知った。

忙しさに追い込まれて、闇雲に作業時間を増やすよりも、集中力の高い作業時間を確保することが生産性の向上に繋がるのだ。

 

その5.仕事優先のスケジュールを組むこと

優先事項は常に変化する。

明日の生活にも困るような時、仕事をしてお金を稼ぐことは高い優先順位となる。しかし、子供の運動会や発表会に大切な仕事が被ってしまった時、仕事は子供の運動会や発表会よりも高い優先順位となるのだろうか?

 

ここまで極端な選択は、そう多くはないかもしれないが、それに近い選択は日常の至るところに散りばめられている。これまで意識してこなかったが、結果としてスケジュールの立て方は仕事が優先となり、仕事の予定ありきでプライベートの予定を立ててきた。つまり仕事優先のスケジュールになっていたのである。それはスケジュール帳の優先順位を見る限り、生きるために働くのではなく、働くために生きているスケジュールとなっていた。

 

もちろん仕事はお金を稼ぐためだけの行為ではなく、個人として自己実現の場でもある。

だから場合によっては仕事がその他のスケジュールより優先されることもある。

しかし、だからといって仕事が常に他のスケジュールより優先されるわけではない。

 

仕事もプライベートも自己実現も、すべて自分の人生。

すべてをニュートラルに考え、その時々で最も大切にしたいことを選んでいく。

 

それが「自分の人生を生きる」ということなんだろうと思う。

なぜなら、ぼくたちは働くために生まれてきたのではなく、生きるために生まれてきたのだから。

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ここで学んだこと

・意識的にキャパオーバーな状態に身を置くことは、自分にとって何が大切で、何が必要なのかを考え、普段よりも明確な優先順位を持って行動せざるを得なくなる。

 

・自分が何を求めているのかを知れば、外的な情報に惑わされることなく、自分にとって必要な物事を選択できる。

 

・仕事もプライベートも自己実現もすべて自分の人生。時にはプライベートや自己実現を優先したスケジュールを組んでみると、仕事優先のスケジュールでは見えてこなかった世界も見えてくる。優先順位が変われば行動も変わる。行動が変われば、当然見える世界も変わるのだ。

 

 

毎週水曜よる9時更新