好きなことをして生きていくために

二児の父、起業してみて分かったこと

会社を辞めて、思ったよりも大変だったこと〈独立編ベスト3〉

会社を辞めようか迷っている。

最近、モヤモヤを募らせた読者や友人から相談を受けることが多い。

 

辞めたい理由は人それぞれなのだけれど・・・

辞めることを迷わせる気持ちの根底には、未来への不安がある。

 

もちろん未来は見えないものだから、不安になるのも自然なことである。

ただ不安があるからこそ人は何かしらの行動を起こす。

 

7年前、会社員だった頃ぼくの周りには、独立したりフリーランスで働いている人は誰もいなかった。だから周りに会社を辞めた後のリアルな話を聞ける人もいなかった。その当時、ぼくが欲しかったのは先人の知恵で、自分の1年や2年先を走っている人のリアルな話が聞きたかったのだ。

 

自分がこれから進む道に何があるのか?

そして成功の美談よりもリアルな独立後を知りたい!

 

もちろん誰かの現実を、そっくりそのまま自分に当てはめる事は出来ないのだけれど、それを自分流にカスタムしていくことで、見えない未来に想像を膨らませ、前に進んでいくことが出来るのではないだろうか。

 

34歳、2児の父、そんなぼくの・・・

会社を辞めて、思ったよりも大変だったこと〈独立編ベスト3〉

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会社を辞めて、思ったよりも大変だったこと〈第3位〉

やらなければいけないこと、が増える

 

会社員時代、当たり前だったことが、当たり前じゃなくなる。

例えば、会社員時代は年末調整をちょこちょこと記入すれば良かった納税手続きも、独立して事業を営むにあたり確定申告をする必要が出てくる。この手続きは税理士に委託することも出来るが当然費用もかかる。もちろん自分でやることも出来るが本業以外に結構な労力と時間を要することになる。

 

会社は社員をプレーヤーとして、それぞれの業務に集中させるために、組織を作り分業で仕事を行なっている。しかし、独立してフリーランスや個人経営の会社を始めると、今まで会社がやってくれていたバックヤード業務もすべて自分の身に降りかかってくる。

 

つまり会社員時代は、良くも悪くも、自分の仕事の範囲は絞られ限定されていたのだ。だから営業は営業、企画は企画と自分のポジションに課せられた仕事を全うすればそれでよかった。しかし、会社を辞め独立して事業を始めれば、これまで会社がやってくれていたバックヤード業務も全て自分でコントロールする必要がある。

 

しかし、「やらなければいけないこと」が増えるということは、それを乗りこなす術を学ばざるを得ない、ということである。それを学ばなければ独立して事業を営み生計を立てていくことはできない。

 

だから「やらなければいけないこと」に向き合っていく過程で、社会を生き抜く力が確実に増していく。それは、すべてを自分事として捉え、考え、行動せざるを得ない環境が人を成長させてくれるのだ。

 

会社を辞めて、思ったよりも大変だったこと〈第2位〉

もう固定給はもらえない、自分の力で

お金を稼ぎ「つづける」ということ

 

会社を辞めると毎月の固定給がなくなる。

当たり前のこと過ぎて書くのも躊躇ったが、やはり独立して苦労したのはお金の問題だった。起業6ヶ月後には廃業寸前まで追い込まれ、それから3年くらいはお金を稼ぐことに必死だった。会社で毎月もらっていた給与相当額を安定継続的に稼ぎ続けるというのは簡単なことではない。

 

会社員時代、ぼくは終わりの見えない残業地獄に不満を募らせ、そこから逃げ出すように起業した。ただ、終わりの見えない残業地獄ではあったが、終電を逃すようなことはなかったし、会社に残ってさえいればサービス残業の対価として、誰にも角を立てずに毎月の給料日を迎えることもできた。

 

それが独立した途端、どんなに働こうが、その過程や時間が評価され、お金が支払われることはない。会社の一歩外に出れば、自分の提供したサービスが社会にどれだけ受け入れられたか、という結果に対してお金が支払われるようになっているのだ

 

会社員時代、会社に不満はあったが、日々の生活に不安はなかった。しかし、独立して勤める会社はなくなり不満は消えていったが、今度は日々の生活が不安定になった。結局は独立しても、日々の生活を営めるくらいお金を稼ぐことができないと、心のモヤモヤが消えることはない。自分も含め家族の衣食住が脅かされている状態で、心に平穏は訪れないのだ。

 

会社を辞め独立して生計を立てていく、ということは・・・

自分の力でお金を稼ぎ「つづける」責任を引き受けることなのである。

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会社を辞めて、思ったよりも大変だったこと〈第1位〉

挑戦し「つづける」ということ

 

実は独立して4年目以降、会社の成長が止まった。

いや、正確に言えば、会社の成長が穏やかになったのだ。

 

 

そこで、ぼくは会社の自動化を進め、自分の時間を取り戻すための行動に出た。

それは自分でやらなくても良い仕事を徹底的に外注化することに加え、既存の業務を省略化していくことだった。それらを少しずつ進め、既存の不動産業務だけなら週3日働けば十分まわっていく仕組みを作ることができた。

 

しかし、念願の自由な時間を作ることはできたが、これから自分はどこに向かって進めばいいの分からなくなった。残業地獄から逃れるために独立し、お金のない不安から逃れるために我武者羅に働き、その働き詰の毎日から逃れるべく時間を取り戻すための行動に出た。それらを「挑戦」と言ってくれる人もいるけれど、自分にとっては「苦痛からの脱却」であった。どうやらぼくは、苦痛から逃れたい、という欲求が人一倍強いみたいだ。

 

だから苦痛から逃れ、穏やかな生活が訪れても、なんとなく思っていた。

たぶん、ぼくは追い込まれないと行動できない・・・

いや、もっと正確に言えば、追い込まれて行動した方が強くなれるのだ。

 

だったら自分が追い込まれる状況を意識的に作れば、成長が加速するのではないだろうか。そして、どうせ自分を追い込むなら楽しいことをやりたいと思った。それは自分にとって写真展を開催することであったり、いま考えていることをブログに書いてみたり、大きな枠組みで言えば「好きなことを好きなようにやってみる」行動を繰り返すことである。

 

好きなことをやっているので「楽しい」という感覚はあるのだが、時間的には相当に追い込まれて泣きそうな時もある。だけど写真展の開催は決まっているし、ブログは週1で書くって宣言してるから、やるしかない、という状況に追い込まれて行動に拍車がかかっている。

 

そうやって今、意識的に締め切りを作りながら、自分の好きなことに挑戦する日々を淡々と過ごしている。それは日々締め切りに追われる「苦痛からの脱却」であり、好きなことで生きていく、という自分への「挑戦」なのだ。

 

会社を辞め、すべて自己管理のもと挑戦を「つづける」には、自分が強く行動する動機やモチベーションを知り、それを誘発する仕組みを作っていく必要があるのだ。

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会社を辞めて、思ったよりも大変だったこと

〈独立編ベスト3@まとめ〉

 

第1位:挑戦し「つづける」ということ

 

第2位:お金を稼ぎ「つづける」ということ

 

第3位:やらなければいけないこと、が増えること

 

独立すると会社員時代よりも「やらなければいけないこと」は確実に増える。しかし、それは自分の裁量によって外注することもできる。ただ継続的に発生する作業は外注する前に一通り自分でやってみることをオススメする。体感することで外注する内容を最適化することができるのだ。

 

そして最後に・・・会社を辞め独立して何よりも大変だったのは「つづける」ということである。社会は常に動いていて、昨日の正解は今日の不正解ということも日常茶飯事。独立して生計を立てていくということは、自分のため、家族のため、事業に関わってくれる全ての人のために、お金を稼ぎ「つづける」責任を引き受けることなのだ。そして自分が成長できる環境を知り、身を投じ挑戦し「つづける」ことこそが、なによりも人として自分を成長させてくれるのだ。

 

 

 

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