好きなことをして生きていくために

二児の父、起業してみて分かったこと

個展をひらいて変わった10のこと

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先週の5月3日、江ノ島個展が無事に終わりました。

 

江ノ島まで個展を見に来ていただけたこと、メールやコメントでメッセージ、SNSの投稿にいいねやリツイートをしていただけたこと、ぼくに関わっていただけた全ての皆様に深く御礼申し上げます。

 

本当にありがとうございました!!!

 

2016年7月の初開催から今回で5回目の開催。

ほぼ半年に1回のペースで個展をひらいてきました。

 

なぜこんなにハイペースで個展を開催してきたのか、というと・・・

 

単純にハマってしまったんですね、個展の魅力に。

個展をひらく度に自分が変わっていく。

 

少し大げさな表現かもしれませんが、ぼくにとって個展開催はそれくらいインパクトのある行動です。今日はこれまでの個展開催を通して実際に何が変わったのかを振り返っていきます。

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1.自分のことが良く分かるようになった

 

個展をひらくプロセスは自分を知るプロセスです。

自分をより深く知ることで、自分を愛し喜ばせることができます。

 

自分は何を考えどうしたいのか?

 

それを知らなければ個展をひらくことはできません。なぜなら自分の考えていること、感じていることを表現する場として、ぼくは個展と向き合っているからです。

 

だから個展をひらくプロセスの中で未知なる自分に出会います。それはいつも歓迎できる自分ばかりではありませんが、無視や排除したりせずに、その存在を認め受け入れ、ほどよい距離感で付き合っていくコツのようなものが分かってきました。

 

それはきっと『自分の扱い方が分かってきた』ということなのでしょう。

 

2.iPhone写真家になった

 

実は当初『iPhone写真家』と名乗ることにかなりの抵抗がありました。

 

写真家として生計を立てているわけでもなく、これまでずっと写真を撮ってきたわけでもない。ましてや自分の写真が大層な賞を取ったわけでもありません。客観的に見て、いわゆる素人同然の自分が写真家を名乗るなど、あまりにも身の程知らずだと思ったのです。

 

ただ、自分が撮った写真を多くの人に見てもらいたい・・・その思いでインスタの中だけだった世界からリアルな世界へ飛び出し、個展までひらいてしまった。当初はプロフィールなども作らずに活動をしていましたが、個展も回数を重ね、多方面に作品提供をしていく中で、自分が何者なのかを名乗る必要が出てきた・・・

 

そこで絞り出した肩書きが『iPhone写真家』でした。

 

そうやってビクビクしながらも名乗り始めた『iPhone写真家』という肩書きのおかげで、今では人様に自分のことを紹介していただく際には、「iPhone写真家の若杉アキラさんです」と紹介していただけるようになりました。

 

ぼくは自分の好きを追求した結果、それを好いてくれる人たちと共に生きたい。だから、できるだけ人に分かりやすい存在、伝わりやすい存在でいたいなぁと思っています。

 

そんなふうに考え、一言で自分を表せる『iPhone写真家』になったのです。

 

※下記、なぜ『iPhone写真家』なのかを深堀した記事です↓↓↓

www.akirawakasugi.com

 

3.大人の友だちができた

 

個展をひらくようになり友だちが増えました。

それも好きなことや感性で繋がれる大人の友だちです。

 

公の場で自分を表現していると、それに興味を持ってくれたり、好いてくれる人が現れます。その人たちは自分の好きなことや感性を受け入れ、心から語らうことのできる大人の友だちです。

 

そんな人たちに出会うため、ぼくは個展をひらく。

この思いがいつも個展開催の大きな原動力になっています。

 

4.子供にライフワークを発表する

 

イキイキとはたらく親の姿を見て、子供は将来に希望を持ちます。

 

ぼくの父は自宅で設計事務所を営みながら、もう四半世紀以上、地元でバドミントンを教えています。いや、きっと教えるというよりも自らプレーすることが好きだから、ライフワーク(天職・生涯の仕事)として続けていられるのでしょう。

 

少年時代、自分の好きなことを楽しみ、イキイキとはたらく父の姿を見て、ぼくも『早く大人になりたい』と思いました。

 

だから今度は自分の子供たちにイキイキとはたらく親の背中を見せたい。

個展はそんな父から子供たちに向けた発表会のようなものなのです。

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5.散歩が仕事になった 

 

個展をひらくようになり散歩が仕事になりました。

 

ぼくは4年ほど前から散歩を仕事にしたいと思っていました。

しかし、それをどうやって仕事に繋げれば良いのか分かりませんでした。

 

散歩ブログや散歩ナビのようなサイトの立ち上げ、イベントの企画などを考えたこともありますが、どうも気が進まない・・・

 

そこで散歩中にiPhoneで撮った写真を使い、Tシャツを作り売ってみることに、そしてどうせなら写真も展示しようと思い、2016年7月に初めて個展を開催しました。

 

だから、ぼくにとって写真も個展も散歩の副産物なのです。

 

なので個展のため、作品作りのために写真を撮るわけではなく、心のアンテナを磨き、散歩中のハッとする瞬間に出会うため、iPhoneを片手に歩き続けるのです。

 

6.思い出した "ものづくりの喜び"  

 

自分の作品を手にとってもらえた瞬間がたまらなく嬉しい。

今回の個展が今までの個展と違うのは、多くの作品を人の手に届けられたことです。

 

個展を始めてからというもの『写真展をやるからには額装した大きな写真を販売しなければ 』と思い込んでいました。

 

それはそれで大切なことかもしれませんが、ぼくにとっては自分の作品が多くの人の手に行き渡ることの方が嬉しい。そう考えたときに、自分の家に大きな写真や絵を飾る習慣もないのに、誰かにそれを期待するのもおかしな話しだなぁと思ったのです。

 

だから売れない高額な写真を中途半端に売ろうとするのではなく、誰もが手に取りやすい価格と大きさの写真を小さな写真立てに入れ、作品として販売することにしました。

 

その結果、約30もの作品が人の手に渡っていったのです。

 

自分の作った何かで人が喜んでくれる。

その笑顔を見るのがたまらなく嬉しい。

 

それは料理人時代にあった、自分の作った料理を美味しそうに食べてくれる人に出会えたような感覚、長い間わすれていた"ものづくりの喜び"を思い出させてくれた瞬間でした。 

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 7.需要を満たす仕事から心を満たす仕事へ

 

ぼくの得意な仕事は需要を満たす仕事です。

人が嫌がる仕事や困っている人を助ける仕事が得意です 。

 

いま実際やっている仕事の1つにシニア向けの不動産コンサルの仕事があります。シニア人口はどんどん増えているのに賃貸市場では貸し渋りにあっているのが実情です。

 

だから困っているシニアや関係者を助ける仕事をしています。そして、その仕事には需要があり社会の役に立っているという自負もあります。

 

しかし、個展を含めた自分の表現活動はどうでしょうか。

 

ぼくがシニア向けの不動産コンサルをやめると困る人もいるかもしれませんが、個展をやめても困る人はいないでしょう。

 

ぼんやりそんなことを思いながら個展を続けていくうちに、「また写真展やってください」という声をかけていただくことがありました。何もない自分に、そうやって声をかけてくれた人の顔が、今ひとりひとり浮かんできます。

 

うまく言葉にはなりませんが、自分にとっての仕事観みたいなものが変わってきたことだけは確かです。

 

8.仕事の時間が短くなった

 

個展を始めてから仕事の時間が減りました。

 

厳密には個展の準備に時間がかかるのでライスワーク(主に御飯を食べるための仕事) の時間を削らざるを得なかったのです。自分ひとりだけなら単純に仕事を減らし、節約して生活を切り詰めるだけだったと思うのですが、ぼくには妻とふたりの娘がいます。

 

一家の大黒柱として、お金を稼がなければいけない。

 

だから収入を減らすわけにはいかなかったのです。

ただ個展の準備には時間をかけたい・・・

 

そんなワガママを貫き通すため、時間をいかに有効に使うか考え行動に移しました。「個展をやり始めてから仕事がおろそかになった」なんて絶対に言われたくない。

 

やりたいことをやるんだから、やるべきことはキッチリやる。そんな思いで短い時間で仕事を終わらせるよう作戦を立て、集中して仕事をするようになりました。

 

単純に、時間がない・・・

 

そう追い込まれたとき、人は真剣に考え行動するものなのです。

 

 ※下記、短時間労働で必要な成果を上げるための記事です↓↓↓

www.akirawakasugi.com

 

 9. 物欲が無くなった

 

表現活動を始めてから物欲が無くなりました。

 

もちろん実生活に必要な日用品などは買いますが、それ以外の贅沢品みたいな物への興味が著しく低下しました。

 

ぼくは個展やブログを通して、『いかに自分の内面と表現を近づけられるか』ということに大きな関心があります。

 

だから必要以上に自分を飾ること、お金を出せば買える物への関心が薄れてきたのだと思います。

 

10.自分は自分でいいとハッキリ思えた

 

自分は自分でいい。

 

今回の江ノ島個展が終わりハッキリそう思えました。 

ただ、『自分は自分でいい』のと『自分は自分のままでいい』とは違います。

 

いつだって今日の自分は、昨日の自分より成長していたい。

 

その成長とは自分の外にある何かをくっつけて伸びるものではなく、『自分の内にある芽をいかに伸ばしていくのか』ということだと思います。

 

そんな思いから、ぼくは自分の内面と表現を近づけるべく、個展というスタイルで表現活動を続けてきました。個展は人に迷惑をかけない限り、何にも制限されることなく公に自分を表現できる場所です。

 

回を重ねていくうちに、個展を通して出会い親交を温めさせていただく方も増えてまいりました。毎回おそるおそる初日を迎える自分にとって、あたたかく見守ってくださる方々がいるのは本当に、本当に、心強く、前に進む大きな原動力となっています。

 

本当にありがとうございます!!!

 

これからも自分の道をまっすぐに歩んでいこうと思います。その道の途中に『個展』という待ち合わせ場所を作りながら。

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^

 

毎週水曜よる9時更新