好きなことをして生きていくために

二児の父、起業してみて分かったこと

自分との約束は◯◯に勝る

パンパンに予定の詰まったスケジュール帳。

 

今週はもちろん、来週も再来週も、それこそ分刻みで予定を詰め込み仕事に没頭していた数年前。当時の自分にとっては『仕事をすること=生きること』そのものでした。

 

2011年の起業後わずか半年で廃業寸前まで追い込まれ、長女が生まれたばかりだというのに暮らしは切迫。その恐怖心から廃業の危機を脱した後も毎日仕事を詰め込まずにはいられなかったのです。

 

それに忙しくしていれば『自分と向き合う時間がない』ということも正当化され、自分と同じように忙しくやっている仕事仲間とその忙しさを勲章のように称えあうこともできる。

 

しかし、うすうす気づいてはいたのです。

 

スケジュール帳に予定を詰め込み、毎日を忙しくすることで、現実から目を背けている自分がいるということに・・・うすうす気づいてはいたのです。

f:id:akira-wakasugi:20180624233835j:image時間は自分で作るもの

 

起業して3年が経つ頃にはだいぶ仕事も安定して生活の不安も和らぎました。しかし、自分の時間は一向に増えず、毎日朝から晩まで働き詰めの日々、まさにブラック起業そのものでした。

 

やっぱり何か違う・・・

 

そもそも起業した目的は『自分の時間を取り戻すため』ではなかったのか?

そんな心の声は日増しにどんどん大きく確かなものとなってきました。

 

このままじゃいけない!

 

だけど何をどうすれば良いか分からない。

自分の進みたい方向も行き先も分からない。

分からないから考えたいけれど考えてる時間もない。

 

ぼくは仕事漬けの毎日で仕事以外を考える心の余裕はありませんでした。

 

しかし、このまま無闇に突き進んでも今と何も変わらないか状況は悪化するだけ。だから週に一度、心の中に余白を作るため、お気に入りのカフェで自分と向き合う時間を作るようにしました。

 

・・・とはいえカフェで過ごしている間も仕事のことが気になってしかたがない。カフェで過ごし始めた最初の頃は10分おきにケータイの着歴を確認したり、メールチェックばかりでなかなか自分と向き合うことができませんでした。

 

そこでカフェに行く予定はもちろん、カフェで何をやるかをスケジュール帳へ書き込み、仕事同様に必ずやる予定という位置付けにしました。スケジュール帳に書いたことはやる、という自分の習性を上手く利用したのです。

 

わずか1・2時間のカフェタイムでしたが、仕事や日々やるべきことから意識的に離れる時間を作り始めたことで、少しずつですが自分で時間をコントロールできるようになってきました。 

f:id:akira-wakasugi:20180624234931j:image行動より大切なこと 

 

以前は自分が仕事から離れると『何か問題が起こるのではないか』と思い、なかなか離れることができませんでした。

 

しかし、実際に仕事から離れてみても何も問題は起こりませんでした。逆に仕事から離れることを前提に仕事を組み立てるようになり、目的がはっきりして優先順位が明確になり、作業効率も良くなり生産性の向上に繋がりました。

 

今までの忙しさは一体何だったのだろう。

 

働いても働いても仕事は終わらず、いつも家に帰るのは子供が寝静まったあと。起業して自分の好きなように働けると思いきや、相変わらず朝晩は満員電車に揺られ、嫌悪感を抱きながらも『お金のためだ』と自分に言い聞かせ、それ以上考えることもせず思考停止状態のまま慌ただしく働きつづける日々・・・

 

あの忙しさの原因は一体何だったのだろうか?

 

当時、ぼくは自分で自分を忙しくし過ぎて混乱していました。スケジュール帳をパンパンにすることで『仕事がある=お金に困らない』という安心感と引き換えに思考停止状態に陥り、起業した目的『自分の時間を取り戻す』ということを忘れていたのです。

 

確かに目の前の仕事をこなすことで生活は安定してきましたが精神的にはボロボロでした。ただ、それは目の前の現実から一歩距離を置き、自らの行いを俯瞰して見たときに初めて気づくことができたのです。

 

行動は目的を達成するために必ず必要なことですが、その行動の目的を忘れてしまうと、いつの間にか行動が目的から逸れていってしまいます。

 

そこで定期的に自分と向き合う時間を持つことで、行動が目的から逸れてしまっても早めに気づくことができるようになります。しかし、自分と向き合うことをせず長い間過ごしてしまうと『そもそも自分はどこへ向かいたいのか』という目的はもちろん、自分自身のことすら見失ってしまうのです。

f:id:akira-wakasugi:20180627102655j:image自分との約束をスケジュール化する

 

自分と向き合う時間が大切なのは分かった。

だけど忙しすぎて本当に時間がない・・・

 

そんな声もちらほら聞こえてきそうですが。こればかりは自らの手で時間を作り出さなければ今の現実を変えることはできないのです。

 

ぼくも最初は仕事から離れることができませんでした。小さな起業家にとって信用を失うことは致命傷です。だから自分が仕事から離れ、何か問題が起こったらどうしようとずっとビクビクしていたのです。

 

しかし、自分の時間を作るため、自分が仕事から離れることを前提に仕事を組み立てるようにしたことで仕事のやり方は大きく変わりました。

 

仕事から離れられる状態を作り、自分の自由にできる時間を作り続けてきた結果、今は週3日だけ働く『週3起業』を実践することができています。ただ、その始まりはわずか1時間というカフェタイムから始まっているのです。

 

もともと起業するくらい好きな仕事だったのに、いつの間にか好きとか嫌いとか考える間もなく時間に追われ、精神的にボロボロになっていた自分・・・

 

その原因は単純に仕事のやりすぎでした。

 

どんなに好きなことでも自分にとってやりすぎは良くない。だから自分にとっての必要量を知ることが大切で、そういう自分にしか分からないことは自分に聞いてみるしかない。

 

だからどんなに忙しくても自分と向き合う時間を持つ。

 

それは余った時間で作るものではなく、仕事や日々やるべきことと同様、あるいはそれ以上に優先して、スケジュール上で表明する自分との約束なのです。

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⭐︎今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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