TIME IS LIFE

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思い出を無くして分かったこと

思い出がない。

 

心のアルバムから抜け落ちてしまったのか。

 

あの頃の記憶が見つからない。

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2016年10月。

里帰り出産を終えた妻と娘たちが東京に戻ってきた。

 

これからまた新たな子育てが始まる。

そう思うと家庭人としての自分の在り方について考えさせられる。

 

思い返すのは長女が生まれてばかりの頃。

ちょうど起業して1年目の1番苦しい時期だった。

売上は思うように上がらず・・・

とにかくお金が必要だった。

 

妻ひとりに育児を任せて申し訳ないと思いながらも、ぼくは朝から晩まで土日もお構いなしに働きつづけていた。

そんな働き詰めの毎日で家に帰るのは子供が寝静まったあと。

だから子供を沐浴させたことや首が座るまでの記憶など、長女が生まれてから数ヶ月間の記憶が抜け落ちている。

 

ぼくは仕事に打ち込み、お金を稼ぐことで家族の生活を守ることは出来たかもしれないが、同時に二度と戻ることのない大切な時間を失っていた。

 

 1.お金を稼ぐ目的を見失わない

働き詰めの毎日で、家族との大切な時間を失ってしまったことを、今頃になって気づき悔やみ後悔している。

 

しかし、家族をもって生きていくためにはお金も必要だ。

 

子供にとって幼い頃に家族で出掛けた思い出は、大人になってからも決して忘れることのない大切な思い出になる。子供達にそんな思い出のいくつかは作ってあげたい。

遠くに出掛けることばかりが家族旅行ではないが、家族4人で出掛けるとなれば少なからずお金は必要になる。

 

子供が習い事をしたいと言ってきた時に「お金が無いからできない」とは言いたくない。ぼくは子供が本当にやりたいと思うことはやらせてあげたいと思う。まだ5歳の子供には、やりたいことがあっても自分でお金を稼いで道を切り拓くことはできない。

 

子供の可能性を伸ばしていける環境を作ってあげるのも親の役目であると思うから。

 

そのためにも少なからずお金は必要になる。

だからぼくは「稼ぎたい」って思う。

 

だけどお金を稼ぐことばかりに時間を使ってしまうと、自分にとって本当に大切なことに使う時間まで失ってしまう。

 

そもそも多くの人にとってお金を稼ぐことの目的は、お金を稼ぐこと自体が目的ではない。

 

稼いだお金を使い、それぞれ自分にとって価値ある何かと交換するために、お金を稼ごうとしているはず。

 

だから絶対にお金を稼ぐ目的を見失ってはいけない。

 

 

 2.嫌われる覚悟をもつ

ぼくにとってお金を稼ぐ目的は、家族や友人、自分自身も含め、大切な人を大切にしていくため。

 

そのために必要な時間とお金があれば、それ以上は望まない。

 

お金があっても大切なことに時間を使えないのは不幸だし、時間があっても必要なお金が無いのは悲しいから。

 

お金は大切なものだけど、お金を稼ぐことばかりに時間を使ってしまうと、家族や友人と過ごす時間や自分にとって大切なことに使う時間まで失ってしまう。

 

だからお金を稼ぐためのライスワークに使う時間は出来るだけ短い方がいい。ライスワークを減らして自分の人生を生きるためのライフワークの時間を増やしていく。

 

しかし、どのようにしてライスワークを減らしライフワークを増やしていけば良いのだろうか。

 

結論から言ってしまうと・・・

 

これには絶対的な方法はない。

 

なぜなら人の置かれている環境は十人十色。

それぞれ背負っているものも異なり、向き不向きも異なる。だから万人に共通する絶対的な方法などありえない。

 

しかし、ライフワークの時間を増やすために万人に共通する考え方はあるのではないかと思う。

 

それは「嫌われる覚悟をもつ」ということ。

 

ぼくは会社員だった頃、暗黙の了解のように課せられたサービス残業に多くの時間を奪われていた。

 

終業時刻も過ぎているし、雇用契約書にも載っていない時間外労働。

定時に帰ってもルールに反することはない。

しかし、みんなが受け入れている暗黙の了解を破り、自分だけ定時に帰り周囲の反感を買うのが怖かった。

 

当時のぼくには嫌われる覚悟がなかったのだ。

 

誰からも嫌われないように周りの環境に必要以上に合わせて生きていた。

 

周りの環境に必要以上に自分を合わせてしまうことで、自分にとって無くてもいい時間を過ごすことになる。

 

その時間の積み重ねは、自分にとって大切にしたい時間を確実に奪い去っていた。

 

3.自分にとって無くてもいい時間を減らす

自分にとって無くてもいい時間を減らすことからライスワークを減らすことは始まる。それは同時にライフワークの時間を増やすことにも繋がる。

 

自分にとって無くてもいい時間を減らし、その時間を自分にとって大切なことに使う。

 

今は趣味でやっていることも、活動時間を増やし練習をして経験を積めば生計を立てられる仕事になるかもしれない。

ライフワークが仕事になればライスワークをする必要も無くなる。

 

しかし、そもそもライフワークに使う時間が無ければ練習をしたり経験を積むこともできない。

 

時間は増やしたいと思っただけでは、決して増えてはいかない。思うことは大事だが、それは行動によってのみ実現する。

 

だから先ずは「嫌われる覚悟」を持ち、自分にとってなくてもいい時間を減らすことから始める。そして少しずつでもライフワークの時間を増やしていく。

 

そしてライフワークは仕事に繋がるものだけではない。

家族や友人と過ごす時間も自分の心へ働きかける大切なライフワークなのだ。

 

その行動の繰り返しは必ず自分の人生を変えていく。

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思い出を無くして分かったこと

 

1.お金を稼ぐ目的を見失わない

お金を稼ぐことばかりに時間を使ってしまうと、自分にとって本当に大切なことに使う時間まで失ってしまう。そもそも多くの人にとってお金を稼ぐことの目的は、お金を稼ぐこと自体が目的ではない。稼いだお金を使いそれぞれ自分にとって価値ある何かと交換するためにお金を稼ごうとしているはず。

だから絶対にお金を稼ぐ目的を見失ってはいけない。

 

2.嫌われる覚悟をもつ

誰からも嫌われないように周りの環境に必要以上に合わせてしまうことは、自分にとって無くてもいい時間を増やすことになってしまう。

自分にとって無くてもいい時間を増やさないためには「嫌われる覚悟」が必要となる。

 

3.自分にとって無くてもいい時間を減らす

自分にとって大切な時間を失わないためには、お金を稼ぐために使うライスワークの時間は出来るだけ短い方がいい。ライスワークを減らして自分の人生を生きるためのライフワークの時間を増やしていく。それは「嫌われる覚悟」を持ち、自分にとって無くてもいい時間を減らすことからはじまる。今は趣味でやっていることも、活動時間を増やし練習をして経験を積めば生計を立てられる仕事になるかもしれない。ライフワークが仕事になってしまえばライスワークをする必要も無くなる。

 

 

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