TIME IS LIFE

撮ること・書くこと・歩くこと

風邪で寝込んだからこそ学べた3つのこと

新年あけましておめでとうございます。

昨年も様々な方のお世話になり、実り多き1年を過ごすことができました。

 

これまで関わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました!!!

 

日々感謝の気持ちを忘れずに今年も1歩ずつ前に進んでいこうと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今日は新年初のブログ更新となりますが、わたくし実は年末年始に風邪をひき少々寝込んでおりました。ただ、そこにも様々な学びのタネがあったのです。

 

これまで2018年にやろうとしていることの多くは、自分にとって前年からの延長になるだろうと考え、休むことなく歩みを進めてきました。しかし、風邪をひき寝込み半強制的に足を止めることができたおかげで、学び多き新年のスタートを切ることができたのです。

 

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心が乱れたときの処方箋

 

久々に寝込んで過ごした年末年始。

年末会おうと約束していた友人たちにも会えず、「なんで、このタイミングなんだ・・・」と自分に苛立ちながら床に就き眠りに落ちました。

 

せっかく時間を作ってくれた友人への申し訳なさ。

年末年始に風邪をひいてしまった自分への怒り。

 

これらの感情に体調の悪さからくるマイナス思考も手伝って、久々に気持ちが落ちました。

 

ただ“心が乱れた時はとにかく寝る”ということで、イライラやザワザワした気持ちが落ち着くまで、そして体調が良くなるまではとにかく寝ることに専念しました。

 

何を考えてもプラスの発想が出てこないような時は、とにかく寝て頭や心の中にいるイライラやザワザワが居なくなるのを待ちます。無理に明るくなろうとしたりポジティブになろうと元気を出すこともしません。

 

とにかく寝ます。

 

寝て起きて「ああ、まだイライラがいるなぁ。ザワザワがいるなぁ」とその存在を認めながら、また眠りにつきます。そんなことを何度か繰り返していると「もう大丈夫だな」と思えてきて、自然と平静を取り戻していけるのです。

 

これを無理にイライラやザワザワを追い出そうとすると認め受け入れてもらえなかった感情は、その存在を激しく主張するため暴れ出し、非行に走り爆発してしまうこともあるので注意が必要です。

 

だから心の乱れに気づいたときは、無理に元気になることも明るく振舞うことも、ポジティブになる必要もなく、「ああ、いまイライラしているなぁ。なんかザワザワしているなぁ」と感情を乱している存在が自分の中にあることを認め、「まあ、好きなだけいていいよ」と受け入れてあげることで、それらの感情はいつの間にか姿を消していきます。

 

この平静を取り戻すプロセスには、起きている時間ずっと頭を使い理性を働かせておく必要もなく、イライラやザワザワという「心を乱す感情を認め受け入れていこう」とマインドセットをおこない、眠りにつくだけで平静を取り戻すこともできるのです。

 

目に見えないサインを

意識して感じ取ってみる

 

12月31日のお昼頃、渋谷で火災があったことを当日の夜に知りました。

 

その日ぼくは体調を崩し1日中寝ていたのですが、本当はお昼頃に渋谷で友人と会う約束をしていたのです。だからニュースで幸い死者はいないと聞きホッと胸をなでおろしました。

 

本当はいるはずの場所にいなかったことでぼくも友人も身の安全が守られたのです。

実は似たような経験は過去にも何度かありました。

 

・あるイベントに行くため会場まで行ったものの、なんとなく行くのをやめたらそのすぐ後に事故が起こったこともあります。

・乗るはずの電車に乗り遅れたら、その電車が人身事故を起こしたこともあります。

・地方で夕方まで観光して帰宅する予定が雨降りのためお昼頃帰ることに、その日の夕方の電車は事故の影響で運転見合わせになったことを帰宅してから知ったということもあります。

 

どれも何も根拠があるわけではないのですが、何か見えないサインのようなものを自然に感じとっていたのかもしれません。ぼくは何か特定のスピリチュアル的な考えは持っていませんが、目に見えない力や働きのような存在がこの世にはあると思っています。

 

だからここ数年は“自分の第六感を大切にする”ようにしています。

 

具体的には偶然や自然発生的なものごとの流れを大切にし、普段なら上手くいくことが何故か上手くいかないなど、何か違和感のあるものごとからは距離を置くようにしています。

 

それは一見すると不運に感じられるような体の不具合についても「これは何かのサインかもしれない」とその流れを感じとるようにしています。

 

これは良い悪い正解不正解という話ではなく、ぼくの場合は経験上そうすることで健やかに生きられると思っているのです。

 

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小さな喪失に注目し

不自由さを感じ尽くす

 

普段あたりまえに出来ていることは、一瞬であたりまえじゃなくなる。

 

それは不慮の事故や病気にかかって歩くことができなくなることや声を出すことができなくなることかもしれません。それができなくなるのは自分かも家族かも、他の誰か大切な人かもしれません。

 

そんなことを考えるとぼくはとても怖くなります。怖くて怖くてしかたがないので、出来る限りの対策をしつつ、今あるあたりまえの日常を大切にしていこうと思えてきます。

 

ただそういったことを頭では理解していても、なかなか全てを行動には移せません。そして時が経つと人はいろいろと忘れていきます。だからときどき意識的に思い出さなければいけないと思うのです。

 

ぼくはこの年末年始に風邪をひき、喉が痛くて声を出すのも大変でした。普段は全く気にもしていなかった声の出し方も考え、なるべく喉を使って喋らないように工夫したり、言葉をより選んで喋るようになりました。

 

それはぼくにとって不自由さを感じる体験であったのと同時に、いつもの“あたりまえの日常に感謝をする体験にもなりました。

 

風邪で喉が痛く、熱があって体もだるい。

それは誰の日常にもある、ほんの小さな健康の喪失です。

 

できれば体調を崩したくはありませんが、どんなに気をつけても風邪をひいてしまう時もあります。ただそんな時はこの小さな喪失による不自由さを身を以て感じ尽くすことで、“あたりまえの日常への感謝が込み上げてくるのではないかと思います。

 

風邪で寝込み学んだこと

感じたこと思ったこと

 

この年末年始に風邪をひかなければ今このブログを書くことはできませんでした。

何もなければもっと・・・「ハッピーニューイヤー!!いえーい」みたいなブログだったかもしれません、笑。

 

風邪で寝込んだことにより心身ともに弱り、普段おもてに出てこない感情や内面との向き合い方をあらためて見直すことができたのです。

 

それは・・・

 

・心が乱れているときは「心を乱す感情を認め受け入れていこう」とマインドセットして眠れば、心の平静を取り戻すこともできるということ。

 

・目に見えないサインを受けとれる第六感を大切にするということ。

 

  ・小さな喪失による不自由さを感じ尽くすことで、あたりまえの日常に対しての感謝を忘れないようにするということ。

 

どれもほんの些細なことですが、心の持ちようで自分の在り方も見える世界も変えていくことができます。

 

ただ新年早々あらためてそう思えたのは、今こうやって文章に書き記し、頭の中を整理できる環境があるからです。そして何よりもそれを読んでくれる人がいるからです。

 

新年初ブログ☆最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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毎週水曜よる9時更新