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目的と手段をつなぐ目標の作り方

f:id:akira-wakasugi:20180905140857j:imageマラソンに挑戦

最近、走ることをサボっていました。

 

昨年の春にスポーツジムを退会してから週2、3回は近所の河川敷を走っていたのですが、今年の8月はとうとう1度も走ることなく終わってしまいました。まぁ、やらない理由はいくらでも作れるもので、「明日こそは走ろう」「来週こそは走ろう」と先延ばしにしているうちに、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまったのです。

 

一度止めてしまうと、またやり始めるのも億劫になり、頭の中では止めることへのつじつま合わせばかりが進んでいました。もともとジムに通い始めたのも30歳となり、健康を気にし始めたから。ありがたいことに今のところ健康で、何不自由なく暮らせています。だから健康のために運動した方が良いのは頭では分かっているけれど、一度止めてしまうと動くのが面倒になり、サボリがちになってしまいました。

 

しかし、9月に入り「今月こそはランニングを再開しよう」と意気込み、1日の土曜日は久々に走ることができました。ただ、これをなんとか継続できるようにしたい…。

 

そこで思いついたのが、人生初のマラソンに挑戦することでした。

 

1日の土曜日、久々に走り気分が高揚しているうちに、マラソンのエントリーボタンをクリック。フルかハーフかで迷ったけれど、とりあえずハーフに挑戦。明日になったら、またやらない理由を作り出してしまう。だから気分が盛り上がっているうちに、ポチッとエントリーして、さらにブログでも宣言してしまう作戦。

 

ああ、なんで今までこの作戦を忘れていたのか…。

f:id:akira-wakasugi:20180905141516j:image目標があると頑張れるタイプ

「目標はあった方がいい」「目標なんてなくてもいい」

いろんな意見があると思いますが、自分は目標があった方がいいと思っています。

 

ただ、それは誰にでも当てはまるわけではなく、自分は目標を持った方が力を発揮できるタイプだと思っているという話です。その目標も遠い未来の目標ではなく、1年くらいで目指せる近い将来の目標です。

 

自分はコツコツ型の人間で、小さな目標を数ヶ月から1年程度の間に置きながら、人生を進めてきました。例えば、8年前に起業した時は、半年分の運転資金が尽きたらゲームオーバーという設定で、起業1年目が勝負だと思っていました。その1年目を乗り越えてからも2年目、3年目と、毎年新たな目標を作って進んできました。

 

因みに、このブログを立ち上げたのも本を書いてみたいと思ったからです。ただ、本を書きたいと思っているのに、文章をまともに書いたことがない…。そんな自分が毎週2千字程度のブログを書き始めたのが昨年の1月、年間50本記事を書けば1年で10万字、だいたい本1冊分の量になります。ブログがそのまま本になるとは思っていませんが、本1冊書くのに必要な量以上は書けるようになりたいと思い、今も毎週続けています。

 

このように近い将来の目標があると、それを達成するための計画を立て、計画を実行するために行動を予定化することができます。ツールを問わなければ、電子でも紙でも、多くの人が手帳に予定を書き込みます。その手帳に書き込まれた予定をすっぽかしてばかりの人はいないでしょう。

 

予定化された行動は実現するのです。

 

ただ、予定通り行動したからといって、必ず目標が達成できるわけではありません。それでも行動が自分を成長させてくれることだけは確かでしょう。

f:id:akira-wakasugi:20180905142145j:image目的と手段をつなぐ目標を作る 

ここで話をマラソンに戻します。

 

もともと健康のために始めたランニングですが、どうもサボリがちになってしまいました。9月に入ってランニングは再開したものの、またサボってしまうのではないかという思いが頭をよぎり、思い切ってマラソン大会にエントリーしてみました。

 

ランニングの目的は健康のため。しかし、その目的だけだとイマイチ緊張感もなく、漠然としすぎていました。

〔目的〕健康      ←    ←   ←       〔手段〕ランニング

 

「健康のためにランニングする」

それはシンプルで分かりやすいのですが、単純すぎて刺激がなく、飽きてしまいそうです。そこで〔目的〕と〔手段〕の間に、自分を飽きさせない〔目標〕を入れてみることにしました。

〔目的〕健康 ← 〔目標〕マラソン大会 ← 〔手段〕ランニング

 

目的へすすむ道の途中に、目標を作ることで、目標があると頑張れるタイプの人間は、手段となる行動が明確になります。目標を達成するためには、そこに向けて計画を立て、行動を予定に落とし込む必要があります。例えば、試験勉強でも1ヶ月後に試験があると分かれば、そこに照準を合わせて勉強の予定を立てるでしょう。

 

目的を達成するためには手段を知り、行動する必要があります。しかし、行動を継続するのは簡単なことではありません。

 

緊張感のない漠然とした目的や遠い未来の目標だと、途中で飽きてしまったり、すすむ道を見失ってしまいます。だから目的へすすむ道の途中には、チェックポイントになる近い将来の目標を立てることで、目的に向けた行動の継続につながるのです。

 

〔目的〕健康      ←    ←   ←       〔手段〕ランニング

↑↑↑遠い目的は、途中で飽きてしまったり、道を見失ってしまう。

〔目的〕健康 ← 〔目標〕マラソン大会 ← 〔手段〕ランニング

↑↑↑遠い目的へ向かう途中に、近い目標を立てることで、目的に向けた行動の継続につながる。

 

目標を達成するために、人は計画を立て、行動を予定化します。近い目標を作る場合は、期限があって数字で測れるものがオススメです。期限があると優先順位が明確になり、数字で自分を測ることも行動の1つの目安となるでしょう。そういった要素を加味して、手が届きそうで届かない絶妙な目標を立てるのが目標設定のポイントです。

 

ゲームは簡単にクリアできてもつまらないし、難しすぎてクリアできなくても面白くありません。どんな目標を持つと楽しく気分が乗ってくるか、それは自分が1番よく知っているはずです。

 

目的まで「ちょっと遠いなぁ」と感じる時は、その手前に自分が楽しめる絶妙な目標を立てることで、目的へ向かう道のりを何倍も楽しく、成長も感じながら進んでいけるのだと思います。 

f:id:akira-wakasugi:20180905142437j:image

⭐︎今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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