TIME IS LIFE

撮ること・書くこと・歩くこと

散らかっても気にならない人は片づけなくていい

先週につづいて断捨離ネタを、もう1本。
 
ちなみに先週の記事はこちらです↓↓↓
片づけができない人間は、ダメ人間か?
脱ぎっぱなしの服や靴下、食べ終わったお菓子の袋やジュースの空き缶、ゴミ箱に放り投げて外れたカピカピになったちり紙など、さまざまなモノで散らかった、いわゆる汚部屋。テレビでも片づけや汚部屋についての特集をするくらい「部屋が散らかっていること」は、一般的に問題視されますよね。
 
学校や会社でも机やロッカーが汚れていると注意され、「片づけができない人間はダメ人間」と言わんばかりの勢いで罵倒されることがあります。まぁそれは僕だけかもしれませんが…子どものころ、ハコーの中がぐちゃぐちゃでよく先生に怒られていました(ハコー:机の中に入れる青や赤や黄色の引き出し)。
 

ただ、散らかっている机やロッカーを使っている本人はとくに困っていないんですよね。だいたいどこに何があるか分かっているし、整理整頓しても使っているうちに散らかるので、いちいち片づけるのが面倒なんです。

 

それなのに他人から早く片づけろと圧力をかけられ、無理やり片づけをさせられる。

この「他人基準の片づけ」って本当にムダだと思うです。

 

片づけるべき場所、片づけなくていい場所

みんなで使う廊下や公共の施設、家族で使うリビングなどを散らかして注意されるなら分かります。そりゃみんなで使う場所だから、みんなが使いやすい状態で綺麗にしておいたほうがいいですよね。

 

だけど自分だけが使う机やロッカー、部屋などは無理に片づける必要はないと思うんです。だって何も不便がないのですから。「あなたの部屋は散らかっているから片づけたほうがいい」っていうのは他人の意見で、使っている本人は何も困っていないのですから。いや、むしろ片づける前の状態のほうが使いやすかったりします。 

 

だから、散らかっても気にならない人は、べつに片づける必要ないんです。そりゃとなりの家の敷地までモノを越境させたり、近隣にゴミで悪臭を漂わせたりするのはいけません、論外です。でも自分ひとりで使っている部屋が散らかる分には、誰にも迷惑をかけてませんよね。

 

知り合いのひとり社長で1年に2回しか片づけをしない人がいるのですが、この人、すごく仕事ができるんです。弁当の食べ残しやジュースの空き缶などの腐ったらヤバイ系のゴミは早めに捨てているようですが、それ以外の新聞や雑誌、書類などは部屋中に山積み。それをまとめて年末の大掃除とお盆休みの前にだけ捨てているようです。

 

それにしても「あんなに散らかっている事務所でよく仕事できるなぁ」と思うのですが、本人はまったく気になっていないようです。この社長の場合、片づけができないのではなく、あえて片づけをしないんですよね。だって自分だけが使う場所で、自分にとって何も不便がないのですから。ムダなことに時間を使いたくないっていうことでしょう。

 

「散らかっても気にならない人」は片づけなくていい

そもそも片づけをする目的って「自分が望む状態をつくるため」だと思うんです。次の仕事をしやすくするために使わないモノをしまったり、ゴミを捨てたり、あちこち探しモノする時間をなくすためにモノを定位置に置いたりするわけで。

 

彼氏・彼女が家に来るから見られて恥ずかしモノをクローゼットに突っ込むのと一緒です。「かっこいい自分、かわいい自分」といった望む状態をつくるために片づけをするんです。

 

だからすでに自分の身のまわりが望む状態にさえなっていれば、何も片づけるは必要ないんです。だって片づけることでその状態を壊してしまうこともあるわけですから。

 

あのアルベルト・アインシュタインやスティーブ・ジョブズといった偉大な人物たちの机もいつも散らかっていたことで有名です。考えてみれば当然ですよね。いつも「片づけなきゃ」と思っていたら、クリエイティブに没頭することなんてできませんから。

 

つまり「散らかっても気にならない人」は片づけないほうがいいんです。だって自分だけが使う場所の片づけは「自分が望む状態をつくること」が目的であって、「他人が望む状態をつくること」が目的ではありませんから。

f:id:akira-wakasugi:20190116164314j:image

 

⭐︎今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

記事にコメントやシェア、いいね!をいただくたびに「ニヤニヤ」と喜んでいます。伺える限り、皆さまのページにもお礼訪問していきますね^^