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自分の時間をつくる手帳術

f:id:akira-wakasugi:20180926174530j:imageずは自分のしたいこと優先でスケジュールを組む

忙しくて自分の時間がない 。

そういったストレスを抱えているビジネスマンは多い。

 

ならば時間の使い方を逆にしてみてはどうでしょうか。「忙しくて自分の時間がない」ということは、自分の時間より先に、何か他のことで忙しくなり、時間を使い切ってしまっているということです。

 

そこで「自分のしたいこと優先でスケジュールを組んでみる」という提案です。

 

何か他のことで時間を使い切ってしまう前に、自分の時間を先に確保しておくのです。「そんなことしたら、やるべきことが終わらないよ」という声も聞こえてきそうですが、終わらなくていいんです。

 

なぜなら、その終わらなかったことは「やるべきこと」ではなかったのですから。

f:id:akira-wakasugi:20180926174819j:image時間のつくり方は、お金の貯め方と似ている

自分の時間をつくる最も確実な方法は、自分の時間を先に確保することです。

これはお金の貯め方と似ています。お金が貯まらない人の多くは、「お金が余ったら貯金しよう」と考えます。しかし、実際には余るどころか足りなくなって家計は火の車…。そうならないためにも貯金は収入から先取りするのが基本です。上手く貯金できている人の中には、毎月給与の何割かを自動的に貯金するために自動積立などを利用している方も多いでしょう。

 

このようにお金を貯める時は先取りが基本であるにもかかわらず、時間に対してはやるべきことや義務的なことをこなしてから、余り時間を自分の時間に充てようとしている人が多いように思います。残念ながらこのやり方では自分の時間を持つことは難しく、いつまで経っても忙しいままなのです。

 

そこでお金を貯める時と同様に、自分の時間を先に確保してはどうでしょうか。貯金の場合、たくさんお金を貯めたいからといって、給与全額を貯金していたら生活できません。金額はそれぞれの裁量によりますが、だいたい毎月給与の2割程度の貯金なら、生活を圧迫することなくお金を貯めていけます。これと同じ要領で、自分の時間を先にスケジュールに入れてから、やるべきことや義務的なことに時間を割いていけばいいのです。

 

ポイントは、「自分のしたいことを全部してから、やるべきことに取り組むわけではない」ということです。最初に少しでも自分の時間を確保してからスケジュールを組むことで、欲しかった時間も手に入り、実はやらなくてよかった作業にも気づくことができるのです。

f:id:akira-wakasugi:20180926211952j:image過剰な時間配分はムダを生む

自分の時間を確保してから、他の予定を入れる。

そうすれば確実に自分の時間はできます。

 

これが自分の時間をつくる最も確実な方法です。

 

しかし、ここでネックになってくるのは「やることが沢山ありすぎて、自分に時間を使っていたら作業が間に合わないよ」という社会人としての責任感です。もちろん自分に任された仕事や役割に対して責任を持つことは大切です。だから責任感の強い人ほど、自分の時間を持つことよりも、自分に課せられた役割を全うすることに力を注ぎます。その結果、「忙しくて自分の時間がない」というストレスを作り出してしまうのです。

 

自分の時間を先に確保すると、仕事や義務的なことに使える時間は少なくなります。だけどそれでいいんです。時間を短く絞れば絞るほど、その中でやれることは限られ、本当に重要なことをやらざるを得なくなります。責任ある社会人が「時間内では終わらない」と悟れば、本当に自分がやらなくてはいけない仕事以外、周りの人や外注に振ってでも完了させます。そして、そもそも必要なかった作業や義務だと思い込んでいた慣習があることに気づかされます。

 

つまり仕事は完了するために確保した時間に応じて、ムダなことを増やしながら膨れ上がっていくのです。

f:id:akira-wakasugi:20180926204151j:image自分のしたいこと優先でスケジュールを組んで良い理由

確実に自分の時間が持てる

…とはいえ忙しいビジネスマンが自分のしたいこと優先でスケジュールを組むと、他の仕事や義務的なことに使う時間が少なくなって、仕事が成り立つのか、生活していけるのか不安…といったこともあるでしょう。しかし、作業時間を減らしても問題はないのです。

 

仕事のクオリティが上がる&やらなくていい仕事に気づける

なぜなら、作業時間を短くすると仕事は重要なことに絞られ、時間のプレッシャーにより高い集中力を持って取り組み、必然的にクオリティの高い仕事をすることができます。それと並行して、周りの人や外注に仕事を振っていくと、そもそもやらなくていい作業や義務だと思い込んでいた慣習があったことにも気づかされます。

 

人生の主導権を他人に引き渡すことがない

忙しさに追い立てられる人生を望む人はいないでしょう。しかし、現実社会は容赦なく追い掛けてきて、ぼくたちの前に様々な課題を突きつけてきます。それが明らかに必要のない課題ならスルーできるのかもしれませんが、「もしかしたら必要かも」といった微妙な課題が多いのも悩ましいところです。だからこそ、社会に突きつけられた課題よりも先に、自分のしたいこと優先のスケジュールを組んでいかないと、いつまで経っても社会という他人の課題をこなすだけ人生から抜けられません。

 

誰にとっても時間は取り戻すことのできない大切な資源です。その限りある時間の使い道を決めるのは他人ではなく、自分です。

 

いま、あなたの人生の主導権は誰が握っていますか?

 

自分のしたいこと優先でスケジュールを組み、それを手帳に書き込んでから、他の予定を入れる。たったそれだけのことで、「自分の時間をつくる」ことはできるのです。

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⭐︎今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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