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家事育児の分担で「ストレスを溜め込まない」3つのコツ

f:id:akira-wakasugi:20181114233536j:image家事育児の分担は進んでいるが・・・

共働きの世帯数は年々増えていて、現在では専業主婦世帯のおよそ2倍となっています。一昔前のように「夫は外で働き、妻は家を守る」ことが主流だった時代は、家事育児のほとんどを妻がこなすことで家族の生活はまわっていました。

 

しかし、女性の社会進出が進み、男性と同じようにフルタイムで働いているにも関わらず、家では一昔前と同じように家事育児を100%こなすことは大きな負担になっています。

 

最近では夫婦の間で家事育児の分担をする動きも活発になってきました。もはや家事育児は「妻だけがやるもの」ではなく、「夫婦でやるもの」に時代は変わってきています。

 

しかし、家事育児のやり方や分担をめぐり、夫婦の間でストレスが増え、いつの間にか心地よい存在だったはずの家族が「ストレスの対象」になってしまった……そんな話を聞くことも少なくはありません。

 

そこで家事育児の分担をしている夫婦が「ストレスを溜め込まない」ために知っておきたい3つのコツをご紹介いたします。

f:id:akira-wakasugi:20181114225554j:image期待しない 求めすぎない

家事育児の分担は「相手に期待しすぎる」とストレスになります。分担した作業を相手がキッチリやってくれないことに対して、役割分担したことでかえってイライラしてしまうのです。

 

分担した作業の中で「ここまではやって当然だろう」と思うことを相手がやっていないと、期待が失望に変わり、もやもやとストレスを抱え、時に怒りが爆発してケンカになることもあります。

 

そこであらかじめ「やってくれたら儲けもの」くらいに考えて、相手に過度な期待をかけずにいると余計なストレスを溜め込まずにいられます。お互い外では別々の仕事を抱え、家に戻ってきた時くらいゆっくり休みたいと思う気持ちは一緒です。

 

夫婦で決めた分担作業を全うするのも大切なことですが、リラックスするための場所で完璧を求め家事育児に振り回されてしまうと、家にいてもゆっくり休むことができません。

良い意味で相手に「期待しすぎない、求めすぎない」という姿勢でいれば、自分のかけた期待がジェットコースターのように急降下して失望や怒りに変わり、ストレスを抱え込む必要もないのです。

f:id:akira-wakasugi:20181114225738j:image夫婦でよく話し「改善」する

夫婦が家事育児の分担でストレスを溜め込み険悪なムードを見せるのは、子供にとって反面教師にはなるかもしれませんが、それを望む親はいないでしょう。子供のためにも家庭の中にストレスを留まらせておくのは避けたいところです。

 

そもそもストレスが溜まるのはストレスの原因となる問題を抱えているからです。ぼくたちは子供の頃から「問題は解決するものだ」と教わってきました。しかし、問題は「解決する・しない」の二択だけでは、解決できない問題が出てきた時点で行き詰まってしまいます。

 

そこで問題に対しての捉え方を「解決する・しない」の二択から、「解決する・しない」もしくは「改善する」に広げてしまえば良いのではないでしょうか。なぜなら問題は解決することができなくても、できることから改善することはできるからです。

 

「解決ではなく、改善する」「完璧にできなくても、より良くする」という視点で家事育児のやり方や分担を見直し、「どうすれば今より良くなるか」と夫婦で話し合い改善を繰り返していけば、ストレスが家の中に留まり続けることはないでしょう。f:id:akira-wakasugi:20181114230120j:image1日100回「ありがとう」を言う

家で1日100回「ありがとう」を言おうとすると、妻や夫が「自分や家族のためにしてくれたこと」を見つける視点が身に付きます。

 

家事育児の分担が決まっていると「妻が洗濯物を干すのは当たり前」「夫が子供をお風呂に入れるのは当たり前」といったように、妻や夫の家事育児に対して「やって当たり前」という視点で見てしまいがちです。

 

しかし、1日100回「ありがとう」を言おうとすると、頭も心も常にネタ探しをしていて、「やって当たり前」という視点になりがちな家事育児に対しても、自然と「ありがとう」が言えるようになります。

 

つまり「ありがとう」のネタを見つけるために、人の優しさや親切に敏感になるのです。1日100回「ありがとう」を言うのはゲーム的な要素もありますが、人の良いところを見つけるには絶大な効果を発揮します。

 

人間、慣れれば「当たり前」と思ってしまうのは仕方のないことかもしれません。ただ、それにも感謝を伝えることはできます。些細なことでも「ありがとう」と言われれば誰だって嬉しいものです。

 

いつも先に感謝を伝えること。

そしてできれば先に行動で示すこと。

 

ほんの少しの心がけで変えられることは決して少なくはないのです。

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⭐︎今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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