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コンビニで時間を買う!って高いのか安いのか?

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ああ、もしここにコンビニがあったら…
 
 
コンビニ通いする「理由」
会社の行き帰りや休み時間に、ついコンビニであれこれ買ってしまうことってありますよね。その中でもお茶や水、おにぎりや弁当など家から持参しようと思えばできるものって結構あると思うんです。
 
だけど忙しい朝にお茶や水を水筒に入れ、おにぎりを握って弁当を用意するっていう手間を考えると、結局は毎日コンビニ通いになってしまいがちなんですよね。
 
ぼくも以前は、毎日コンビニでお茶や水、おにぎりや弁当を買うってのが当たり前の毎日でした。お昼時に行ってレジがめちゃめちゃ混んでいても、ランチを食べに行くよりは並ばず、お昼代も安く済むので、自分なりに時間もお金も節約しているつもりでした。
 
だけどお金の使い方を見直したときに、家から持参できるものを毎日コンビニで買うのって、自分の場合「お金と時間のムダづかいかも」って思ったんです。
 
コンビニで買った「時間」
そもそも家から持参すれば安く済むものをコンビニで買う理由って「持参するのがめんどうだから」ですよね。あとは朝忙しくて用意している時間がないから毎日コンビニで買うとか。
 
多くの人が時間を節約するためにコンビニを使っていると思うんです。
だけど、それが本当に時間の節約になってるのかは怪しいところなんですよね。
 
たとえば、ご飯をラップで包んで丸めた簡単なおにぎり、それと夕食の残り物をタッパーに詰めただけの弁当を作ったとします。水筒にはあらかじめ作っておいた麦茶を入れるだけ。これなら朝10分もあれば用意できますよね。
 
それでこれを1ヶ月に20日間やると所要時間200分。1日分の原価を200円と仮定すると、20日分で4,000円になります。つまり1ヶ月で弁当作りにかかる時間は200分、かかるお金は4,000円ということです。
 
これに対して、コンビニ通いした場合どうなるかというと…。まずコンビニへ行く時間と商品を選ぶ時間、レジに並んでお会計する時間を合計して1日あたり5分とします。使うお金は、ペットボトルのお茶にサラダと弁当で1日あたり800円と仮定。これを1ヶ月に20日間続けると所要時間100分、かかるお金は16,000円になります。
 
この結果、コンビニ通いで節約できる時間は1ヶ月に100分
(弁当持参200分−コンビニ通い100分=時短100分)
 
それにかかるお金は1ヶ月に12,000円
(コンビニ通い16,000円−弁当持参4,000円=時短の費用12,000円)
 
つまりコンビニで買った時間は「100分/12,000円」ということです。
 
「時間の価値」は気分と数字で決まるもの
ただ、この100分/12,000円が高いのか安いのかは人それぞれですが、1つの目安として「自分が12,000円稼ぐには、どれくらい時間が必要か」と考えてみたらどうでしょうか。
 
たとえば、月給30万円の人が月200時間働くと時給換算1,500円になります。12,000円を時給1,500円で割ると8時間。つまりこの人の場合、12,000円を稼ぐためには8時間働く必要があるんです。
 
8時間といえば1日分の労働時間ですよね。これって決して少なくはない時間だと思うんです。だから時間の節約を考え、よかれと思って毎日コンビニ通いを続けても全く節約になっていないこともあるんです。
 
なので本当に節約を考えるなら、その投資効率をきちんと計算して数字で見極めることが大切なんです。その上で家から持参するものとコンビニで買うものをうまく組み合わせれば、時間とお金の節約にもなりますよね。
 
まぁその時間とお金の節約ってのも「毎日ごきげんに生きるため」っていう大前提を忘れてはどうしようもないんですけどね。
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