夫も外で働き、妻も外で働く時代
職場では仕事に追われ、帰宅すれば家事に追われ、いつも何かに追い立てられるように毎日が過ぎていく。せっかくの休日も家族とのんびりできる時間を削り、溜め込んでしまった家事や雑務に追われる週末…。
あなたは、こんな生活を続けたいと思いますか。
一昔前のように「夫は外で働き、妻は家を守る」ことが主流だった時代は終わり、女性の社会進出で、共働き世帯は年々増えています。もうお気づきだとは思いますが、いまの時代「夫も外で働き、妻も外で働く」社会に変わってきています。
そういった時代変化があるにもかかわらず、これまで同様すべての家事を夫婦だけでこなすのは無謀なのかもしれません。
家事はサボった方が優等生
仕事には生活費を稼ぐだけでなく自己実現という側面もあり、家族とのんびり過ごす時間は心にやすらぎを与えてくれます。しかし、家事を全て自分でやったからといって、心にやすらぎもなければ自己実現もないでしょう。
家事は生活に欠かせない大切なことですが、「家事が好きでたまらない」という人以外、必ずしも自分でやる必要はありません。
日本には「なんでも万遍なくできる人が優等生」みたいな価値観もまだ根強く残っていますが、良い意味で家事はサボったほうが優等生なのです。
時短家電を使い「自分の時間」を取り戻す
では具体的にどうやって家事をサボれば良いのでしょうか。そのやり方には大きく分けて2つあります。1つ目は家事代行サービスなどを利用し、自分たちのやっている家事をバトンタッチする方法です。
ネット検索すれば多くのサービスを比較検討することもできますが、目安として2時間5,000円前後で利用することができます。友人宅が使っていたこともあり、我が家も検討したことはあるのですが、家に他人が頻繁に出入りすることへ抵抗があったのとコスト面で魅力を感じなかったので、今のところ利用はしていません。
そこで2つ目の方法として、我が家では時短家電を使い、ゆとり時間を1日1時間以上つくっています。朝晩の計40分ほど使っていた食器洗いと拭きあげの時間も、食洗機を使えば食器の出し入れだけとなり、計30分ほど時間を短縮できました。
同様に洗濯も干したり取り込んだりと結構な時間を取られます。 そこで布団などの大物以外は乾燥機を使い乾かしてしまうことで、毎日30分あった洗濯物を干したり、取り込んだりする時間がゼロになりました。
時間を安売りしない
時短家電を使えば時間にゆとりを持てますが、もちろんデメリットもあります。
単純に電気代が上がります。
しかし、そのコストを時給換算してみると、自分の時間を使った方が良いのか、時短家電を使った方が良いのか、判断しやすくなります。
我が家の場合、時短家電を使って得られるゆとり時間は毎日1時間、1ヶ月で30時間になります。このとき電気代が時短家電を使わなかった場合と比べて、たとえ月1万円高いとしても、1時間あたり約333円でゆとり時間を手にすることができます。つまり時短家電を使わず、自分たちの手で家事労働する時給は約333円ということになります。
我が家の場合、時短家電を使う前と比べて、電気代が月1万円上がったことは1度もありません。なので自分たちが家事をやって電気代を節約しても、時給333円以下の仕事にしかなりません。このように数字で可視化すると、何をして、何をしないか決めやすくなりますよね。
ちなみに食洗機も乾燥機もそれぞれ5万円ほどで売っているものを見つけました。時短家電を用意するにもコストはかかります。しかし、それで家族の時間を買えるなら、大いに検討する余地があるのではないでしょうか。
⭐︎今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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