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余裕がなくても「ありがとう」は言える

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 余裕がないと喧嘩になる
 
妻:「あなたより私のほうが疲れてるんだから」
 
夫:「おまえより俺のほうが疲れてるんだぞ」
 
妻:「私も外で働いてるんですけどー」
 
夫:「俺だって家事育児分担してるのにぃー」
 
…って夫婦ゲンカ?…なんかすごいですよね。
 
だけど、仕事や家事育児に追い立てられ、毎日忙しすぎる生活をしていると、夫婦互いに自分の負担ばかり大きいような気がして喧嘩になることってありますよね。
 
というぼくも起業当初のバタバタ期は、「こんなに働いてるのに、さらに家事育児をしなきゃいけないなんて…」と思っていたこともあります。ちなみにうちの妻は週3勤務なので専業主婦ではありませんが、「妻のほうが自由に使える時間も多くてラク」だと思っていたわけです。
 
互いの頑張りは見えないもの
ところがそれは大間違いで、妻は仕事・家事・育児と365日24時間フル稼働していたわけです。とくに育児は大変で、夜泣きする子どもに何度も起こされ24時間休むヒマなんてない。
 
「でも、子どもと一緒に昼寝したり、早寝できるからいいだろ」っていう男性陣もいますよね。
 
確かに、見た目は完全に休んでますよね。だけどいつ子どもが泣き出すかわからない状態で、ゆっくり眠ることなんてできないんです。だから実際は寝てるのではなく、気絶してるのと同じだと思います。もうそれくらい子育てママは大変なんです。
 
というのもぼくがここ2、3年自宅で仕事をすることが増え、妻の家事育児をずっと見ていて分かったことなんですけどね。とはいえ仕事は仕事で大変で、いくら好きな仕事をやっていても疲れるときはあります。
 
だけど家事育児だってまた別の疲れがあるわけですよ。育児は子どもに振り回されて自分の思うようになんて動けないし、家事は毎日つづくからエンドレスで終わりなんて見えません。
 
つまり夫婦それぞれ違うことをやっているのに「どっちが疲れてるか」なんて比べようがないんです。
 
疲れてる比べをしない
「だけど、子どもいないし、共働きだし、夫婦の年収も大体一緒なんだけど」っていう人もいますよね。
 
確かに、それだと家事の分担割合とかで揉めそうな気もします。だって夫婦の動きがほぼ一緒なわけで。「俺も稼ぐがお前も稼げ」「私も家事する。あなたもしてよ」っていうことになりかねません。
 
だからちょっと自分の負担が多く感じたり、相手が怠けているように見えると「あなたより私のほうが疲れてるんだから」「おまえより俺のほうが疲れてるんだぞ」っていう疲れてる比べをしてしまうわけです。
 
だけど逆に考えてみると、夫婦でやっていることがほぼ一緒なら、お互いの大変さや疲れも理解しやすいですよね。だって相手も自分と同じように動いているわけですから。
 
余裕がなくても「ありがとう」は言える
なので自分が疲れてたら相手も疲れてるし、自分が大変なときは相手も大変だと思うんです。だから自分にお疲れさまって言うつもりで、相手に「ありがとう」って声をかけてあげたらいいと思うんです。だって自分がそう言われたら嬉しいですよね。だったら相手も嬉しく思ってくれるはずです。
 
それに自分から「今日もお疲れさま」「いつもありがとう」っていうポジティブな言葉を発することで、自分の心が癒されてくるんです。だって言葉と心はつながっていますから。
 
すると「どっちのほうが疲れてる」だとか、「どっちのほうが大変」だとか、「どっちのほうが頑張ってる」っていう意味のないムダな争いに時間を使うことがなくなり、夫婦仲良くいられるわけですから。
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